【訃報】デジモン主題歌の歌手・和田光司さん、上咽頭がんで死去。不死蝶のアニソンシンガー逝く。上咽頭がんとは?

   

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アニメ『デジモンアドベンチャー』の主題歌で知られる歌手の和田光司さんが、今月3日に上咽頭がんのため亡くなりました。
享年42歳

和田光司さんプロフィール

名 前:和田光司(わだこうじ)
誕生日:1974年1月29日
血液型:B型
出 身:京都府福知山市

1994年、人気アニメ「デジモンアドベンチャー」の主題歌でデビュー。
これをきっかけに同アニメのシリーズには継続して主題歌を担当していた。
「仕事の8割はデジモン絡み」で「デジモンシンガー」とも言われていた。

2003年に上咽頭がんが発覚、5年後の生存率は40%と医師より宣告され、活動休止。
手術や放射線治療により一時は声を失ってしまったが2006年復帰を果たす。

2011年にがんが再発し、また活動休止を余儀なくされるが2年後の2013年、再び復帰する。

病気の療養による2度の活動休止を経てもなお復帰を果たし、「不死蝶のアニソンシンガー」と呼ばれる伝説のアニソン歌手である。

和田さんの死を惜しむ声

和田さんの若すぎる死に驚きと悲しみの声があがっています。

 

上咽頭がんとは?

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上咽頭と呼ばれる鼻の奥にできる悪性の腫瘍。
治療により声が出せなくなる等の障害が出てしまうので歌手である和田さんには特に精神的にも苦しい闘病生活だったことを容易に想像できます。

咽頭の上部である上咽頭にがんができると、聴覚や視力にかかわる神経や器官ががんの腫瘍により影響を受けるので、難聴や耳鳴り、視力が落ちるなどの視覚障害がみられることがある。
また、上咽頭は脳にも近いことから、脳神経ががんにより影響を受け、脳神経の麻痺が引き起こされ、神経痛や頭痛などの症状が現れることがある。

上咽頭がんの初期症状は、頸部(首)のリンパ節の腫れがあげられます。
この腫れは、上咽頭がんの頸部リンパ節転移が原因となるもので、ほとんどの場合耳の斜め下後方にある副神経リンパ節と呼ばれるリンパ節が腫れてくるのですが、がんが進行するに伴い、別の頸部リンパ節の腫れもでてきます。
上咽頭がんはリンパ節転移が多くみられ、患者のほぼ全員にリンパ節転移が認められています。

 

 

上咽頭がんと闘う歌手・和田光司さん

2年前の2014年7月、和田さんは読売オンラインのヨミドクターというサイトの、自身の上咽頭がんについてのインタビューに下記のように答えています。

 ――がんと診断されたのは?

「2003年、デジモンシリーズに関わったアニソン歌手と声優が総出演する大きなライブを4月に控えていた時でした。耳が詰まって、右耳に水がたまった。近所の病院でみてもらったところ中耳炎と診断され、水を抜かれた」

「水を抜いても抜いても何度もたまるので、大きな病院に行きました。そこでも中耳炎と言われたんですが、その時、首にしこりが二つあったんです。ついでにと思い、医者に話しました。医者が「大丈夫だと思うけれど、一応調べてみよう」と言うので、検査入院をした。ところが、2週間後、思いも寄らない検査結果が出ました。悪性で、首の後ろのしこりはリンパ腺に転移したもので、原発は鼻の後ろにありました。病名は上咽頭がん。手術をすれば顔半分がなくなるとのことで、取り除くことはできませんでした」

――医師からはなんと?

「『5年生存率は40%』と言われました。5割もなかったんです。それが死の恐怖に拍車をかけました。『その40%になってください』と言われたことは今でも鮮明に覚えています。すぐに入院を勧められましたが、ライブが終わるまで先延ばしして、4月のステージ上で活動休止を宣言し、闘病生活に入りました」

 

おしまい

闘病中に和田さんが「絵本」に綴った言葉

『泣いて治るなら泣いていましょう。落ち込んで治るなら落ち込んでいましょう。それで治るならそうするでしょう。そうでないのなら、できるだけ笑い、楽しく生きてみましょう』

心にしみます。

ご冥福をお祈りします。

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